国境なき子どもたち写真展2013  「物語、岩手の子どもたち」

3.11の震災が発生したのち、写真家として、また人間として何をすべきなのかを
考えずにはいられませんでした。

 私は人間をずっと被写体として撮影してきた写真家です。
今、被災地で復興に命を賭ける人々を撮らずしてなにを撮るのか!
被災地に足を運ぶたび、被災地の方々に逆に励まされている私がいました。

 何故なら「お疲れさまです。わざわざ東京から来ていただいてありがとうございます」
そうした言葉を私にかけてくださるのです。
「東北は生きる自然環境が厳しいから自分だけが良いのではなく、
助け合って生きていく精神が東北にはある、」と

東北出身の知人が教えてくれました。こんな崇高な精神性が東北にあることを
始めて知った私は、この精神性こそを世界に発信すべきだと思いました。

 しかし、被災後2年が経ち、東北が置き去りにされがちな風潮を感じました。
そこで出会ったのがKnK(認定NPO法人国境なき子どもたち)です。
彼らは実に継続的に被災地の子どもたちの傷ついた心を励ますさまざまな活動を
続けていました。物心両面にわたる彼らの行動とそれに参加した子どもたちの
ありのままの表情を撮影してみたいと思いました。

開催概要詳細